鹿児島の小さな出版社 燦燦舎(さんさんしゃ)です。 地域にねざした本を 一冊一冊手渡すように作っています。

ごあいさつ

100年後の子どもたちに、
今日のような明日と自由な空気を

鹿児島の小さな出版社、『燦燦舎』です。出版社といっても、都会でオフィスを構えているわけではなく、自宅兼事務所は鹿児島市郊外のごく普通の民家です。社員は私たち夫婦だけの小さき家族経営で、主に鹿児島の土地に根差した本を作っています。

鹿児島は、南北600キロ。桜島をはじめ活火山も多く、昔から災害も多い土地です。この土地で、この土地に住む人に向けて、よいものを丁寧につくって届ける。当たり前すぎることを、地道に実践していこうと考えています。

燦燦舎という社名は、南国鹿児島の太陽が、燦々と降り注ぐイメージから名付けました。太陽の熱で水が蒸発し雲になり雨が降ります。植物は光合成をして酸素をつくり、めぐりながら次代へとつながります。発展・拡大よりも循環・持続。その源が太陽です。

震災、そしてコロナ禍と、私たちは「この土地で生きる」ことを常に問いながら生活していく必要に迫られています。100年後の子どもたちに、今日のような明日と、清浄な大地、自由な空気を引き継ぐ。本にはそんな力があると信じて、これからも一冊一冊、手渡すように本を作り続けていきます。

鮫島亮二

燦燦舎代表。1977年鹿児島市生まれ、埼玉大学教養学部卒。地方銀行員、愛知県の自動車工場で期間従業員などを経て、2006年に図書出版・南方新社に入社。営業と編集に携わり、2014年に独立。

さめしまことえ

1979年静岡市生まれ。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。美術作家。桜島、別府、横浜、福岡、など日本各地のアートプロジェクトに参加する。「SA・KURA・JIMAプロジェクト2007」事務局長(鹿児島・桜島)「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」国内展コーディネーター(大分・別府)「KOTOBUKI クリエイティブアクション2008」(横浜・寿町)コーディネーター他。共著に「桜島! まるごと絵本」「西郷どん! まるごと絵本」「新ぐるっと一周! 九州開運すごろく」他。工作・アートワークショップの講師も行う。三児の母。

燦燦舎について

燦燦舎を始めたいきさつは、九州産業大学美術館で2019年に開催された展覧会にて、架空の本『田舎で出版社、はじめました!』として発表しました。燦燦舎のブログで全文公開しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

会社概要

会社名
燦燦舎(さんさんしゃ)
所在地
〒891-1201 
鹿児島県鹿児島市岡之原町1138-2
TEL
099-248-7496
FAX
099-248-7596
代表
鮫島亮二
創立
2014年3月3日
従業員数
2名
事業内容
出版、編集の企画制作及び販売業務